今年の春はやけに雨が多いですね。
あまり降られると、屋根屋のフトコロは干上がってしまいます。
その間に、宇治田原の桜もようやく満開になりました。
今回差し茅するのはここまでです。
茅葺き屋根は部分によって当然傷み方に差が出ますから、効率よくメンテナンスするためには何回も分けて葺くなり差すなりすることになります。
ここより上は棟を積み替えるときに同時に葺き換える予定です。
ところで、禅定寺の茅葺きの本堂に並んで建つ、薬師堂は土蔵造りでした。
あまり他では見た記憶がありませんが、こういう例は他にも結構あるものなのでしょうか。
sh@