2006年08月05日

●0805 京都府下唯一の村へ

南山城村にあるヤマダさんの茅倉庫まで、材料を取りに行って来ました。
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木津川の渓谷沿いの国道から、つづら折れの細い山道を辿って上った開けた高原の山中に、秘密基地のような茅倉庫があります。
茅葺きの材料はとにかくかさばるので、茅葺き職人としてはその保管場所の確保に悩まされます。かつては材料はお施主さんが用意されるものでしたので・・・

美山では川底の石は黒くて尖っているのですが、このあたりは地質が随分と異なるようで、谷川の底には真っ白な花崗岩の砂利が敷き詰められていて、高原の明るい空気と良く似合っていました。
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そんな谷川の水を引き込んで棚田がつくられていますが、水取口には用水を蛇行させ、太陽熱で暖めてから田んぼに引き入れる仕掛けがしてありました。
小学校の社会科で習ったなあ、これ。
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実際、谷川の水は冷たく澄んでいて、茅の積み込みでホコリと汗にまみれた顔を洗うには最高でした。

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高原の景色に見とれていた訳でもないと思いますが、帰りの山道でタイヤをガードレールに接触させて、バーストさせてしまいました。
幸いダブルタイヤの後輪だったので、谷底に茅もろとも転落という事も無く、巨大なタイヤの交換も駆けつけたJAFが3分で済ませてくれて事なきを得ましたが。
安全運転。