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2006年10月12日

●1012 棟収め

美山では朝晩は冷え込むようになって来ました。
朝起きて曇っているようでもそれは秋の霧で、上空には青空が広がっています。こんな日は間もなく晴れて気温も上昇して来ます。
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10時をまわればこの通り。
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ちなみにこれからの季節の美山で逆に朝から青空が見えていると、昼までに天気は崩れて来ることが多いので、写真を撮りに来られる方などはご参考までに

夕方にはいよいよ葺き上がり、明日は棟上げです。
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と、思っていたら、また雨。

一日休んで本日、気を取り直して棟収め。
1012P1050029.jpg
今朝も冷え込んで霧が出ていますが、既に霧を透かして青空が見え始めています。

1012P1050032.jpg
秋晴れのもと順調に棟を収める事が出来ました。
が、ちょっとお日柄が悪いということで(本日は仏滅)、仕上げのユキワリ(棟飾りの横木)は上げずに待機して別の工程をこなして来ました。

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コメント

霧の美山の風景いいですね〜紅葉の一番いい頃の土、日あたりそちらに行きたいと思ってます♪道の駅で石鹸も買いたいしっ。。ところで、ミクシィもやってるんですね〜〜実はワタシもd(^_^) 

あや さん、こんにちは。
美山は秋の霧の季節です。雪が降り出すまでの束の間のあいだ、乾いた風と暖かい日差しを楽しんでいます。
紅葉はもう少し先になりそうですが、僕は10月末から関東の現場に移動するので、今年は見逃してしまうかも。

mixiでは「屋根屋」です。そちらでも、よろしくお願いします。

秋の朝の匂いがしそうな画像ですね。

先日、仕事で昔の画像を探していたら、数年前に撮った隣町の茅葺き屋根の家の写真が出てきました。
美山と比べると茅の量が少ないような気が・・・。
古い茅葺きのせいかもしれませんが、茅の量も地方で違うものなのでしょうか?

ceico さん、こんにちは。
秋の朝の空気は清々しい匂いに満ちていますね。
でも日が暮れると田舎はカメムシの季節が始まりつつあります。こちらはちょっと・・・

茅葺きは材料の茅となる草が、最も効率よく葺ける厚みに落ち着きます。地域による材料の違いが、厚みや形態の異なる様々な屋根の姿を見せてくれています。
もちろん、雨水が流れる表面から少しずつ減って行きますから、古い屋根は薄くなっていきます。葺き換えをギリギリまで引き延ばした場合、あまりに薄くなってしまっているのに驚かされた事もあります。屋根裏から空が見えたり・・・ま、それは極端な例ですが。

はじめまして

コミュニティーの写真に魅せられて
おじゃましました。

美山で茅葺職人をされているのですね

世界に誇れる
大切なお仕事ですね

すばらしいですね

こんにちは!AYAさんのところから遊びに参りましたドイツ在住のこゆりままと申します!

茅葺の家、本当に素敵ですよね。

日本の家屋って日本に住んでいる時はなんとも思わなかったのですが、外国に住んでいると無性にに恋しくなります。

これからも頑張って下さいね!

とまとん さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

世界に誇れる美山の茅葺きが、博物館の標本のようになってしまわないように、
人と自然の共生する茅葺きの文化が今後も日本の社会に根付いて行くように、
微力を尽くして行くつもりです。

よろしくお願いします。

こゆりまま さん、はじめまして。コメントありがとうございます。

僕もイギリス滞在中には縁側とか恋しくなりました。
あと、日本のラーメンとかモスバーガーとか w

ドイツも特に北部には茅葺きが多い国ですね。大陸側ヨーロッパはきちんと見た事が無いので、一度時間をかけて巡ってみたいです。

こんばんわ〜♪
美山では、棟押さえであるXの千木のことを何と呼ばれてるでしょうか?
また、何故それらが奇数個なのでしょうか?
教えてください!

ルナルナ さん、こんにちは。

美山での千木の呼び名は「ウマノリ」です。

なぜ奇数個かと問われると、すみません何ででしたっけ。
ちなみに奇数個ではない民家とかあるのでしょうか。
僕の知る限りでは伊勢の内宮とか、女性神を祀った特殊なものを除いて、棟飾りが偶数個の日本建築は思い当たらないのですが。

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