2006年11月09日

●1109 続・棟収め

マキワラの高さまで並べた茅を、横積みにした棟に巻き付けるようにして曲げます。
表側を並べて曲げたら、そこに重ねて裏側も。
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タナカさんの指導により膝で潰した茅は、濡らさなくてもきれいなカーブで曲げることが出来ました。
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その上に、これは充分濡らしておいた杉皮を被せて竹で押さえます。
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割竹を編み付けて、筑波の茅葺きの棟収めの特色であるスノコ状の棟をつくります。
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ひょっとしたら、あらかじめスノコを編んでおいてから被せるのかもしれませんが、古い屋根の解体過程からは判断することができませんでした。

竹と杉皮の端を切り揃えます。
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棟が収まりました。
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やはり美山の棟とは勝手が異なるので、「棟が上がった」という達成感にも何となくズレがあります。