2006年11月15日

●1115 水海道点描

帰る前に3週間弱滞在した水海道(茨城県常総市)をご紹介します。
と、いっても僕も来てみるまで名前も知らなかったのですが。
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鬼怒川の水運で栄えた町だそうで、往時を偲ばせる立派な建物がたくさん残っています。
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引き込み線の残る大谷石の倉庫。
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水運から鉄道へのシフトは滑らかに進んだようで、先見性の高い土地柄だったのでしょうか。

街中には擬洋風の洋館やレンガ造りも目につきます。
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現在でも首都圏へのアクセスが良いせいか、古い街並を残しながら空き家は多くありません。
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何故か金物屋さんがたくさんあります。鍛冶屋さんが多かったのでしょうか。

市街を外れた家々は、立派なシラカシの垣を巡らしています。
筑波山がそびえる他はどこまでも平らで、冬には空っ風がきつそうです。
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でも、風の強い翌日に晴れると雪を頂いた日光の山並みから富士山まできれいに見えて、広々とした風景には地元の京都北山では考えられない爽快感がありました。

奥に繁るのが坂野家の屋敷森。
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それにしても、関東の畑には道路とのあいだに畦がないのが不思議。

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