●070327 茅刈りの日々 3
団地の茅場の茅刈りをやっと片付けて、里山の茅倉庫の周りの茅刈りに移ります。
ここでは茅刈りを中心とした「茅葺きによる里山管理」を実践しています。
茅場としてはまだ新しいのですが、周囲を幹線道路に囲まれた団地の茅場と違って、荒れ始めているとはいえ長いあいだ里山の暮らしが営まれていた土地ですから、手入れをしたところにはすぐに豊かな自然が戻って来ます。
先日姿を見せたカヤネズミ?が夏のあいだ暮らしていた古巣が、茅場のあちこちに架けてあります。
さて、茅場とそこに生えるススキは手入れするほどに良くなって行くという話しをしましたが、同じように刈り取って同じ場所に生えているススキなのに、このように真っ直ぐに生える株の隣りで、曲がったススキばかりの株が生えてしまうこともあります。
手入れしないことには話にならないのですが、手入れしても曲がってしまうススキがあるのは、環境だけではなく遺伝子とかも関係しているのかもしれません。