2007年10月08日

●071007 カヤマル'07中日

カヤマル2日目も朝から快晴です。
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地下足袋で足下を固めて、いざ現場へ。

今日は茅を葺く作業に参加します。
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まず茅を扱う注意事項に耳を傾けます。

適切な勾配となるように、長い茅と短い茅を重ねて並べます。
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置くのではなく、きれいに並べなければなりません。でも長い茅は真っ直ぐにするのはとりわけ大変です。

並べた茅は足場の丸太で仮止めします。
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「トックリ結び」を習って針金で止めて行きます。

仮押さえした茅を叩き揃えて屋根の形を作って行きます。
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叩き方が足りなくても、叩き過ぎてもいけません。しかも、結構力がいるので大変です。

揃えた屋根は竹を針金で縫い止めて固定します。
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押さえの竹は奥過ぎても手前過ぎても問題を生じてしまうので、叩いて変わったりする屋根の形を読んで、適切な位置に固定する必要があります。

屋根の裏側の人と2人ひと組で、大きな針の先にかけられた針金を掛けかえながら、針金を垂木に縫い止めていきます。
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針は垂木のすぐ際に差し込まなければ、針金を締めた時に茅を寄せて割ってしまうので、雨漏りの原因になりかねません。
裏側の人は表で針を差す人に声をかけて、垂木の際に誘導してあげます。

その頃、茅のストック場所では、茅を所定の長さに切断して、勾配を調整するための短い茅をせっせと作っています。
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茅を切るための「押し切り」という道具を使うのも、ほとんどの方が初めてです。

作った切り茅は現場に運んで、リフトに乗せて足場の上に。
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4面ある屋根のあちこちを葺いていますから、必要とされる場所まで運んでおきます。

今日は雨養生のシートをかけて帰りましょう。
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下地の竹が上の方まで組まれたので、シートをかけに上がるのも足場が出来て随分楽になりました。

お風呂は近くの料理旅館「きぐすりや」さんが使わせて下さいました。
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休憩用に趣のあるお座敷も使わせて頂いたので、昼間の疲れをゆっくりと癒すことができました。

宿舎に使わせて頂いている集落の集会所に戻って、職人さんたちも交えて鍋をつつきながら、夜が更けて行きます。
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