2007年12月22日

●1222 破風の取り付け

傷みの激しかった破風板を、大工さんが作り直して届けて下さいました。
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この破風板のつくりの細部にも、茅屋根を上手く葺き収めるための工夫が凝らしてあるのですが、古材を参考にして具合良く作って頂いていました。

破風板の取り付け方で、屋根の顔とも言える破風から棟にかけての形が決まってしまいます。
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寄せ棟の屋根下地に破風板を取り付けて、入母屋の形に据えるために付け足す下地を「コムネ(小棟)」と呼んでいます。
茅を葺いてしまえばやり直しはききませんから、慎重に位置を決めて抜かり無く固定して小棟を据えます。