●0729 リアル・サマータイム
久し振りに砂木の家に戻って来ました。
思えば棟上げしたのがちょうど一年前でした。仕事の合間に進めているとはいえ、何とも時間がかかってしまっています。
日陰の無い屋根の上で働くには、あまりにも厳しい酷暑の季節。せっかく自宅で仕事をするので、以前から暖めていた夏向けのタイムスケッジュールを実行してみることにします。
朝5:30、明るくなりはじめたばかりの涼しい空気の中で仕事を始めます。
7:30、朝日が顔を出すと、早くも刺すような日差しには力が漲っています。
小休止して軽く朝食。
10:00になるともう屋根の上は灼熱。暑いというより熱くなっていくのをかわして、一旦撤退します。
暑さはこれからが本番ですが、既に上から下まで汗まみれ。とりあえずシャワー。
シャワーを浴びるとスイッチがあらためて入るので、日陰に入って今度はデスクワークを続けます。
お昼ご飯はしっかり食べます。シェフのいる現場で良かったなあ。
昼食後はハンモックで、1時間くらい気合い入れて寝ます。
茅葺き屋根の下のハンモックは、良い風が入って最高。うっかりするとそのまま溶けて無くなってしまいそうになります。
15:30に作業再開。まだ残っている熱も、日が陰るに従い流れ落ちて消えて行きます。
日の出前、日の入り後に作業するので、虫、とくにブトに悩まされるのが難点ですが、夏の直射日光に曝されて寿命を削る思いをするのに比べれば、はるかにましです。
19:00頃、一日が終わります。
お風呂に入って夕食を軽く手早く済ませ、明日の早起きに備えて寝てしまいます。
そのためにも昼間にデスクワークを済ませておかなければなりません。なかなかそう上手くは行きませんが。
一週間分の仕事を、ダイジェストで一日にまとめてみました。