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2008年10月01日

●0729 リアル・サマータイム

久し振りに砂木の家に戻って来ました。
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思えば棟上げしたのがちょうど一年前でした。仕事の合間に進めているとはいえ、何とも時間がかかってしまっています。

日陰の無い屋根の上で働くには、あまりにも厳しい酷暑の季節。せっかく自宅で仕事をするので、以前から暖めていた夏向けのタイムスケッジュールを実行してみることにします。
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朝5:30、明るくなりはじめたばかりの涼しい空気の中で仕事を始めます。

7:30、朝日が顔を出すと、早くも刺すような日差しには力が漲っています。
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小休止して軽く朝食。

10:00になるともう屋根の上は灼熱。暑いというより熱くなっていくのをかわして、一旦撤退します。
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暑さはこれからが本番ですが、既に上から下まで汗まみれ。とりあえずシャワー。
シャワーを浴びるとスイッチがあらためて入るので、日陰に入って今度はデスクワークを続けます。

お昼ご飯はしっかり食べます。シェフのいる現場で良かったなあ。
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昼食後はハンモックで、1時間くらい気合い入れて寝ます。
茅葺き屋根の下のハンモックは、良い風が入って最高。うっかりするとそのまま溶けて無くなってしまいそうになります。

15:30に作業再開。まだ残っている熱も、日が陰るに従い流れ落ちて消えて行きます。
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日の出前、日の入り後に作業するので、虫、とくにブトに悩まされるのが難点ですが、夏の直射日光に曝されて寿命を削る思いをするのに比べれば、はるかにましです。

19:00頃、一日が終わります。
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お風呂に入って夕食を軽く手早く済ませ、明日の早起きに備えて寝てしまいます。
そのためにも昼間にデスクワークを済ませておかなければなりません。なかなかそう上手くは行きませんが。

一週間分の仕事を、ダイジェストで一日にまとめてみました。

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コメント

おお、優雅な時間の使い方ですね。
かなりうらやましい。

私も朝方です。午前中にするほうが発想の仕事でも効率いい。

ichide さん、コメントありがとうございます。

環境の良い職場なのですけれども、真夏の屋根の上だけは何ともなりません。

毎年夏はサマータイムで行きたいものですが、他所のお宅の屋根の上で、夜明け前から仕事をさせて頂く訳にも行きませんし。

いっそ梅雨明からお盆までは、法律で屋根に上がるのを禁止してほしいくらいです。

 流石に屋根屋の屋根は格好が良い。
自宅の仕事はのんびりできますよね、我が家でも自宅の裏にストローベイルハウスを建てています、あいま あいまなのでなかなか進みませんが、楽しんでやっています。
全ての仕事がこのペースで出来ると良いのですが・・、昔人間を増やしましょう !!

moto さん、コメントありがとうございます。

お褒めいただき光栄ですが、自宅の工事にいつまでも時間と資材を喰われていると、家族の将来が不安になります(笑)。

職人は仕事中の集中力を保つためにも、真剣にしっかり休憩しなければなりません。サマータイムの導入はフィジカルな負担を軽くして、労働時間を確保するための苦肉の策なのですが、自宅の仕事は、やっぱり緊張感を保つのが難しいですねえ。

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