あいかわらず秋の花に囲まれて仕事をしています。
こちらのお宅の北側が現場。
軒がついたら古い屋根に使われている短い茅を下敷きにして、長い茅の下に差し込むようにする下げ葺きで、どんどん葺いて行きます。
古い屋根を完全にはめくらない葺き方ですが、新しくできる屋根はほぼ新しい材料だけで葺かれているので、丈夫に長持ちします。
残り少ない暖かな季節を惜しむように、咲いている花には蝶がたくさん集まって来ています。
夏が終わってアゲハの姿が見られなくなると、入れ替わりにこのツマグロヒョウモンのようなタテハ蝶の仲間が目につくようになりました。
一週間と少しかかって、傷みの酷かった下半分はほぼ新しく葺き替えました。