なかむらの現場は、職人の人数が揃っているので裏表同時に葺いています。
天候の安定する季節にも助けられて、仕事は捗っています。
アリゴシまで葺き上がると、両角は狭い範囲で茅の向きを急激に変えなければならず、一層手間がかかるようになります。
そこでケラバにあらかじめ短い茅をかきつけておくと、作業効率の向上と仕上がりの丈夫さの一石二鳥となります。
ところで、一服している足下でこんなヘビをひろいました。
以前茅倉庫から小さなヘビが続々と出て来たことがありましたが、比べ物にならないほど小さいですね。
ヘビは茅葺き屋根の守り神ですから、大切にしなければ。