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1229 竣工

雪に追われながらの作業でしたが、何とか納屋の差し茅も終了。あとは仕上げの刈込みを残すのみ。
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納屋とはいえウマノリが3つでは少し寂しかったので、2つ足して小さなサイズのものを五組としました。

納屋の破風には破風板が入っておらず、茅をかきつけて蓋をしてあるだけです。
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大きな破風を設けた入母屋の屋根は、今でこそ美山の茅葺き民家の特徴となっていますが、古い時代にはこのように破風板無しが普通でした。
やはり、棟飾りとともに見栄えのする箇所なので、細工を施した破風板が入り、さらには次第に大きくなって行ったようです。

ウマノリは耐候性に優れた栗材ですが、新しい材との色合わせも兼ねて、念のため防腐剤を塗っておきます。
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天気予報では大晦日からお正月にかけて雪が降り続くようです。貴重な晴れ間に掃除を進められて幸運でした。

そして、竣工。
茅葺きの納屋と土蔵に挟まれて建つ、美山町の伝統的な屋敷構えに新しい屋根が映えます。
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これで、今年は仕事納めです。
皆様、良いお年を。

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2008年12月29日 12:12に投稿されたエントリーのページです。

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