カヤカル'08@美山に参加して下さったタテマツさんとホシノさんが、地元の国営木曽三川公園内にあるエコパーク河川環境楽園での茅刈りを企画されて、ご案内を頂きました。
カヤカル参加者の方が、地元に戻って開かれる茅刈りイベントにお誘い頂けるとは、何とも嬉しいことです。
茅葺屋もお手伝いに伺って、参加者の方々と一緒に刈って来ました。
12月に美山での茅刈りに参加されて、地元に帰って公園にススキが株立ちしているのを見付け、公園管理者に働きかけて、3月には茅刈りイベントを実現されてしまいました。
その行動力には感服いたします。
昨年までは刈り取られたススキはゴミになってしまっていたのでしょうか。
今年はみんなで鎌を手にして刈り取って、少しの手間と愛情と一緒に束ねて、茅という資源になりました。
河川環境楽園内には、茅葺き民家が移築されています。
公園内に生えるススキを毎年少しずつ刈り貯めて、この屋根を維持して行けたら素敵だと思います。
エコパークだけあって、芝生の一画には草の茂る原っぱが好きな生き物たちのために、刈込まずに草を伸ばしているところがありました。
でも、放ったらかしにしていたら枯れ草の薮になってしまいます。
冬になったら思い切って刈ってしまった方が、翌春の芽吹きが枯れ草に邪魔されず、草も元気に葉を伸ばし、小さな生き物たちにとっても暮らしやすくなるのではないでしょうか。
自然を大切にするというのは、手を触れずに放っておくこととは違うはずですから。
最後に鎌研ぎも体験。
使う度に、仕舞う前に手入れするのが、道具と上手に付き合って行くためには大切です。
来年のためにも!