軒がついたら、屋根の表面になる部分を葺き上げて行きます。
茅が立ちすぎず寝すぎない最適な角度を保つように、短い茅や長い茅を交互に重ね合わせて調整しながら並べて行きます。
色んな人が手伝いに来ていますね・・・古民家族はなかなかの大家族ですな。
40〜50㎝くらいの高さが出るだけの茅を並べたら、軒と同じように竹で押さえて下地に縫い止めて行きます。
屋根の表面を叩き揃えて形を整えたら、息を合わせて竹を踏みしめ、縫い止めている縄を締め上げます。
この工程を4回繰り返して、古茅をめくった分だけの新しい屋根が葺けました。