修復前とは茅葺き屋根のかたちも少し変わります。
それに合わせての下地拵えも全て終わりました。
早速軒付けにかかります。
今週末に開催予定の、茅葺き現場体験会カヤマル'09@神戸までに、参加者の皆さんに葺いてもらえる工程まで進めておかなければなりません。
ところで、葺き替えを始める前には、家の裏手にこんな蔵がありました。
敷地に余裕が無く取り壊されてしまいましたが、その壁土は新しい土や藁スサと混ぜられて、赤井家住宅の壁を塗り直すために、寝かされています。
古い土を混ぜて良く寝かせてから壁に塗ると、とても丈夫になるそうです。
何でも古壁の酵素が大切なのだとか。パン種みたいですね。