今年は2周連続で開催しました、恒例の神戸のニュータウンでの茅刈り。
初回は少数精鋭で和気あいあいと、2回目は団体さんを迎えて賑やかに、いずれも好天に恵まれて事故もなく。
茅葺きなんて陰も形も無い街の中。でも、20年近く毎年刈り取り続けている茅場には、茅として最高品質なススキが生い茂ります。
でも、それが「最高の茅」になるかどうかは、刈り取る人の束ね方次第。
「べっぴんの茅」に仕立ててあげてくださいね。
出来上がった茅には、刈って束ねた人の個性が現れますねえ。
皆さん、愛情込めて刈って頂き、ありがとうございました。
「思ひ草」ことナンバンギセルが花を咲かせたあとが、例年以上に目につきました。
今年はススキの花穂の付きが少し悪かったような気がしますが、何か関係があるのでしょうか。無いのでしょうか。
人が関わることが植物同士の関係にどう響くのか、里山の営みには不思議なことが一杯です。
みんなで刈ると、すっきりと開けて気持ちが良いです。
刈り残しや雑草は後日スタッフが処理して、春を迎える茅場の準備が整います。