投稿者「webmaster」のアーカイブ

1202 ピンホールカメラとか

恩師の神戸芸工大S先生と、神戸の茅葺き巡りをしてきました。
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ニュータウンと茅葺き民家が隣り合う、神戸市北区。茅の環で繋がれば、この状況は神戸という街の財産にもなると思うのです。

国営明石海峡公園予定地に建つ、藍那茅葺き交流民家を久し振りに訪ねました。
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雨戸を締め切った暗い屋内で、障子に浮かぶ雨戸の節穴から射す光が何だかカラフルです。

近づいて良く見てみれば、屋外の景色が天地逆さまに写っています。
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節穴と障子で、針穴写真機になっているのですね。
ただそれだけですけれども、何だか嬉しい。誰かに見せたい気分です。

光の芸と言えば、先日福井市のおさごえ民家園を訪ねた折にもありました。
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かまどに火が入り、屋内は煙と水蒸気でもうもうとしていたのですが・・・

茅葺き屋根の隙間から差し込む光が、もやに反射しているのかビームとなって伸びていました。
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ただ、それだけ何ですけれども。

茅刈り体験会 '09

この冬の茅刈りシーズン、年が明けて後半もイベントが目白押しです。
鎌を手に冬枯れの野原へ分け入って、身近な草が茅という建材へと変わる様を体験してみて下さい。
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皆さんの日常の暮らしが自然とともにあることを、きっと実感してもらえると思います。

◎[茅刈り体験会ヨシ刈り編「カヤカル@淀川」]
期日:2009年2月1日(日)
会場:淀川十三干潟 ヨシ原(淀川河川公園 西中島地区 隣接)
集合:AM10:00 淀川河川公園 西中島地区 駐車場
解散:PM15:00 予定
参加費:無料
申込:当日飛び込みも歓迎ですが、中止の決定は当日朝の天候を見て行いますので、◯氏名◯当日朝に連絡可能なEメールアドレスを
こちらまで
お送り頂き、参加登録されることをお薦めします。
持物:弁当、水筒、防寒着、タオル、汚れても良い動きやすい服装でお越し下さい。
主催:山城萱葺屋根工事+茅葺屋

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新御堂筋と阪急+JRの鉄橋に挟まれた、広大な淀川十三干潟。梅田のビル群を目前にして、ここには奇跡のように美しい草原が広がっています。

それは、遥かな昔から途絶えることなく続けられて来た、ヨシ刈りという人の営みと自然とが織り成す豊かな自然環境。
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代々ヨシ刈りを家業とされて来た職人さんの指導のもと、そこでのヨシ刈りを体験するイベントです。

昨年の様子http://www.kayabuki-ya.net/notebook/2008/02/021608.html

◎[茅刈り体験会ススキ編「カヤカル@神戸」]
期日:2009年2月8日(日)
会場:神戸市須磨ニュータウン内茅場
集合:AM9:45 神戸市営地下鉄名谷駅 北側ロータリー(TAXI乗場)
AM10:00 現地
解散:PM15:00 予定
申込:保険加入のため必ず事前に
こちらまで
◯氏名◯年齢◯性別◯住所◯当日朝に連絡可能なEメールアドレスをお送り下さい。
持物:弁当、水筒、防寒着、タオル、汚れても良い動きやすい服装でお越し下さい。
主催:茅葺屋
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ニュータウンを貫く幹線道路に沿って、四季折々の豊かな表情を見せるススキ野原。

17年前から始まった茅刈りによって、ニュータウンの中に甦った草原の自然環境。
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豊かな住環境を育む茅刈りが、里山の自然と茅葺き屋根も守ります。冬晴れの1日を茅場で過ごし、都市と農村、人と自然の共生する新しい関係の芽を育てて行きませんか。

茅刈りアーカイブhttp://www.kayabuki-ya.net/notebook/cat15/

◎[「茅刈りイベント in 花山中尾台」道路沿いで茅を刈ろう!!]
【会場】北区花山中尾台2丁目道路沿い(ひこはち公園南側)
【日時】平成21年2月14日(土)10:00〜15:00(雨天時は15日に延期)
【集合場所】神戸電鉄花山駅前ロータリー
【集合時間】9:30 【参加費】500円
【申し込み】ハガキかFAX、電子メールのいずれかで、件名「茅刈りイベント」とし、住所、氏名、電話番号、生年月日、性別を記入して、下記まで申し込みください。
【定員】30名 (申込多数の場合は抽選になります。)
【締め切り】2月6日(金)消印有効
【主催】北区役所まちづくり推進課 【共催】花山手自治会
【後援】建設局北建設事務所・教育委員会事務局・神戸市すまいの安心支援センター
【問い合わせ先】
〒651−1114 北区鈴蘭台西町1−25−1
北区まちづくり推進課「茅葺き」係
TEL 593−1111(代)  FAX 593−1166
電子メール kitaku@office.city.kobe.jp

神戸市北区には、美しい田園景観のシンボルである茅葺き民家が約750棟現存しており、北区の魅力の一つになっています。しかし、茅葺き民家の数は、茅葺き職人の高齢化や、屋根材である茅(ススキやヨシなど屋根を葺く草の総称)がないことなどが原因で、減少しています。そこで区では道路沿いに茂っている雑草であるススキを「茅」として、みんなで刈りとり、北区の茅葺き民家の屋根に使用することをめざし茅刈りイベントを開催します。あわせて、茅葺き職人による講演を行います。
このイベントを通して、市街地部と農村部が茅でつながる『茅の環』をみなで体験しましょう。ふるって、ご参加ください。なお、今回の茅は北区内の文化財である茅葺き民家の葺き替えに利用する予定です。

◎[職人が伝える茅刈術「かろまい!! 09」]
期日:2009年3月7日(土) 雨天順延8日(日)
10:00〜16:00 (9:30受付開始)
会場:岐阜県各務原市 河川環境楽園 自然発見館
募集資格:中学生以上 (小学生以下は保護者同伴)
参加費:無料
問合申込:河川環境楽園 自然発見館 http://www.hakkenkan.go.jp/
0586-89-7022 (3/6締め切り)
持物:長袖長ズボン、運動靴又は長靴、弁当、水筒、タオル、軍手
主催:かろまい09実行委員会 共催:河川環境楽園

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川原に生える茅を刈ることは、生態系の改善に繋がりまます。
刈った茅は、茅葺き屋根の材料として使うことができます。
当日は茅葺き職人との座談会も予定しています。
里山環境、古民家建築に興味のある方、大歓迎!

1129 茅刈りの季節/八多町の取り組み

神戸市北区の八多町には、珍しい茅葺き屋根の公民館「ふれあいセンター」があります。
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その屋根を守るために、地元自治会は中学生も参加した茅刈りを、毎年重ねて来られました。
昨年まではおじさんたちが草刈り機で刈り倒したものを、中学生は束ねて行くだけだったそうですが、せっかくなので茅刈りという文化を継承する機会にしようと、茅葺屋もお手伝いさせて頂き昔ながらの手刈りに取り組むことになりました。

刈り方と、刃物の扱い、安全注意事項を伝えたら、早速茅場に入ってもらいます。
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ここのような溜め池の堤は、決壊を防ぐために草の根を張らしておく必要があり、肥料や飼料として茅が必要とされなくなった後も、草刈りによる手入れが続けられているところが多く良い茅場になっています。
中学生たちはグループごとに、自治会のおじさんたちの指導を受けながら。

最初はおっかなびっくりで腰の引けていた子供たちも、次第に鎌の扱い方も茅のさばき方も、様になって来ました。
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最近では田舎といえども、大人も子供も忙しくてなかなか近所の人たちと触れ合う機会も乏しいように思いますが、茅の刈り方ひとつでも技術の伝承を通じて、世代間交流が進めばうれしいですね。

そして、人と自然の触れ合いも。
長年草刈りが滞り無く行われて来たここの茅場には、今まで見た中で一番たくさんのカヤネズミの巣が見付かりました。
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自分たちが茅葺き屋根のために茅を刈ることが、小さな生き物たちの暮らしを支えることにも繋がることを知ってもらい、子供たちが地域の自然と文化に興味を持つきっかけにもなってもらえたらと思います。

1122 丹後の笹葺き'08

毎年恒例の「笹葺きパートナーズ」による丹後での笹葺き、4年かかって上世屋の民家の屋根の葺き替えを完成し、今年から2棟目の屋根にとりかかれるまでになっています。
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作業の中心となる立命館大学経営学部の学生による、「丹後村おこし開発チーム」の面々は、今や笹刈りから笹葺きまで一貫してこなす、日本唯一の技能集団に育っています。

こちらの家は昭和10年に建てられた際に葺かれて以来、先日お亡くなりになったご当主自らが差し茅を続けて維持されて来たそうです。
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つまりは、一世紀近く囲炉裏やかまどの火で燻され続けて来た煤が、年月の分だけ屋根に溜まっているということで、古い屋根を解体する作業はものすごいことになりました。

家の中で煮炊きや照明のために火を使っていた頃には、茅葺き屋根は煤けているのがあたりまえで、皮膚に染み込む煤は洗っても簡単には落ちず、屋根屋は常に顔も手も黒かったものだそうです。
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しかし、最近では我々現役の屋根屋でもこれほど煤けた屋根には滅多にお目にかかりません。
にもかかわらず、丹後村おこし開発チームの学生たちは怯みもせずに、手際の良いチームワークで煤けた笹を屋根から下し、堆肥にするために積み上げて行きます。

古い屋根を下ろしたら、昨年末に刈っておいた笹を葺いて行きます。
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もともとは「笹葺き民家を守るために」始まった笹刈り。毎年刈り続けることで雑木林の植生が豊かになって行くことを実感し、笹刈りは学生たちにとって、「里山の自然と関わりを持つため」の営みとなりつつあるのではないでしょうか。

笹葺き民家の活用が里山の自然を守る営みの動機となることで、文化財の保存と生態系の保全、地域コミュニティの活性化が繋がり、人と自然、人と人とをつなぐ環が広がって行きつつあることを感じます。
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1121 棟の解体

めくり取った部分が埋まるまでには、まだもう何段か葺き上がることは出来るのですが、明日から茅葺屋チームはこちらの現場をしばらく留守にさせて頂くので、人数の揃っているうちに棟の解体を進めておきます。
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重いウマノリを下ろすのは危険な作業なので、慣れた人を揃えて段取り良く進めておく方が安心なので。

棟を雨から養生する杉皮を押さえるウマノリを外せば、その杉皮も外して下ろし、杉皮に養生されている棟に横積みした茅も解体します。
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どちらにしても、棟を交換するくらいに屋根の傷みが進んでいれば、棟の中にも多少なりとも雨が入ってしまって、積み上げた棟を止める縄もあちこち切れてしまっていますから。

棟から雨漏りしないように、厳重に、しかし作業する時には簡単にめくり上げることの出来るように養生しておきます。
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雨だけではなく雪が積もっても、シートを上げれば雪かきに煩わされずに作業を進めることができます。

1120 葺き上げ/小雪

小雪を前にして、とうとう今年最初の雪が積もりました。
美山では本格的な雪の季節は年末からですが、毎年小雪の時期に秋の終わりを告げるように一度雪が積もります。
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この雪に茅が潰されてしまうと、一番大切な根本の部分が折れてしまいます。美山の茅刈りは紅葉に急かされ初雪に追われて行われます。
来月始めには茅刈り体験会(カヤカル@美山)が予定されています。幸い今回はうっすら雪化粧程度で済みましたが、ひやひやものです。

現場も雪化粧。
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何度雪かきしても夜の間に降った雪でリセットされてしまい、毎朝雪かきしながら屋根を葺いた、何年か前の嫌な記憶が甦ります。

まあ、今年の秋は今のところ天候も安定しています。
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朝日が当たると薄化粧の雪はたちまち消えてしまいました。

無事に軒はつきました。雪の季節までに仕上がるように、張り切って葺いて行かなければ。
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1119 軒付け

今朝は冷え込んで、この秋初めて本格的に霜が下りました。
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眺めている分にはきれいでも、足場の丸太も真っ白になって、滑るし爪先は辛くなるし、地下足袋を履いた足には堪えます。

しかし、霜の降った日には、朝霧が晴れれば上空には青空が控えているものです。
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暖かな陽射しにぬくもりを覚えながら、順調に軒付けの作業が進みます。

紅葉が深みを増して行くにつれて、秋の実りもゆっくりと熟して行きます。
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美山にいるあいだは、旬の野菜が並ぶ農協の販売所を良く利用します。
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ナメコも秋の深まりとともに大きく育ち、街のスーパーで売っているものとはかたちからして随分違います。食べごたえがあって、美味しい!

1118 下地揃え

古屋根をめくり取ったら、屋根下地を直します。
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丸太と竹をワラ縄で結わえてあるだけの茅葺き屋根の下地は、しなやかで丈夫なのですが、時間が経つと縄が切れたり竹が虫食いにあって緩んでくるので、葺き替えの度に整えてやります。

こちらのお宅のように、茅葺き屋根に瓦の庇を差し込む錣(シコロ)屋根とせずに、昔ながらに茅葺きのまま軒まで葺き下ろしていると、レン(垂木の丸太)の分だけ軒裏から屋根裏へと空気の抜ける隙間が保たれます。
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屋根裏の換気が充分なされることが、茅葺き屋根の寿命に大きく影響しているように感じているので、屋根の一部なりとも葺き下ろしにしておくと、良いのではないかと思います。風情もありますしね。

屋根に穴をあけたので、屋根裏の様子も良くわかります。
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合掌材と棟束を併用する構造は、あまり古くない美山の茅葺き屋根に多く見られます。
毎年刈り貯めた茅がこの小屋裏一杯なると、ちょうど1回分の工事に間に合うくらいの量になっています。
最近ではお施主さんが茅を用意されることは少なくなりましたけれども。

こちらのお宅のある集落は西向きの高台にあり、美山では珍しくきれいに夕焼けが見られます。
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盛りを迎えた紅葉が夕日に照らされて、山が燃えるように輝いています。

1115 古屋根解体

ナカノさんの美山茅葺き株式会社の現場の応援に、美山町の野添地区にやってきました。

こちらのお宅は、母屋の正面を茅葺きのまま軒まで葺き下ろし、小屋も茅葺きで残されるなど、昔ながらの佇まいに愛着を持って守られているご様子が伺えます。
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美山の屋敷構えは、こちらのように小屋・母屋・土蔵が横一列に並び、小屋と蔵は母屋に棟方向が直交するものが、最も一般的に見られます。

まずは、母屋を葺き替えます。
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よく見るとそこここに押さえの竹が出て来てしまって、葺き替え時を迎えていることがわかります。

今回は棟まで葺き替えますが、一度にめくってしまうと工事用のブルーシートだけで養生する面積が大きくなり過ぎ、強く風に吹かれると雨漏りの心配が生じるので、まずは下半分だけをめくります。
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古茅はめくり取る時に分別し、再利用可能なものは長さごとにまとめ、使えないものは畑へと向かいます。

晩秋のこの時期、乾いて暖かな茅葺き屋根には、冬眠するために様々な虫たちが潜り込んでいます。屋根めくりの際に古茅ごと掴んでしまうと、カメムシなら臭いくらいですみますが、アシナガバチだと痛い思いをすることになります。しかも、後で猛烈にかゆくなります。
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夏場の鮮やかなレモンイエローは面影も無く、冬眠モードなのか焦げ茶色にくすんでふらふらしていて、まともに飛ぶことも出来ませんが、さすがに掴んだりすれば刺されることになります。
でも、焦げ茶色で動かないから、茅に紛れてなかなか気付かないんです。もっと、派手なままでいてくれたら良いのに。

お知らせ 茅葺きシンポ@神戸

「人のいとなみと田園景観〜茅葺き民家が『ゆたかさ』のシンボルに」というタイトルで、神戸市北区において茅葺きシンポジウムが開催されますので、お知らせいたします。
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港町の印象の強い神戸ですが、この建設年代が明らかな日本最古の民家「箱木千年家」も神戸にあります。明治以降の急速な街の発展を支えたのは、六甲山の北側に広がる豊かな北摂の農村地帯でした。

そして茅葺きのある農村での営みが、このススキ野原に巣をかけて暮らすカヤネズミ等、多くの生き物の命も支えていました。
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自然との共生が日々の暮らしに求められる現在、茅葺きの現代的な再評価を進めて来た齊木崇人、安藤邦廣、両先生の対談からは、新たな茅葺きの可能性を導き出してくれるのではないかと、個人的にもとても楽しみにしています。
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平成20年12月4日(木)10:00〜12:30
すずらんホール 大ホール (神戸市北区役所前)

【基調講演】「茅と民家と神戸の田園景観」
齊木崇人(神戸芸術工科大学学長)
/対談:安藤邦廣(筑波大学教授)

【パネルディスカッション】「なぜ今茅葺きなのか〜茅葺きの魅力について」
コーディネーター:齊木崇人(神戸芸術工科大学学長)
パネリスト:
上野弥智代(全国茅葺き民家保存活用ネットワーク協議会事務局)
岡田孝久(八多町自治協議会副会長)
磨家孝昭(神戸市教育委員会文化財課主査)
塩澤実(茅葺き職人/茅葺屋代表)

【内田家イベント】「茅葺き屋根の補修の見学や体験イベント」

※ハガキ、FAX、Eメールのいずれかで、件名「茅葺きシンポシンポジウム」とし、住所、氏名、電話番号、参加人数を記入して、下記まで申込の上当日直接お越し下さい。

{問合せ}
〒651-1114 神戸市北区鈴蘭台西町1-25-1 北区まちづくり推進課「茅葺き」係
TEL:(078)593-1111(代) FAX:(078)593-1166
Eメール:kitaku@office.city.kobe.jp

フライヤーのpdfはこちら
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