日別アーカイブ: 2006-12-15

1215 続・軒付け

冬の雑木林と言えば、落ち葉を踏んで歩く楽しさ。
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美山に住むようになってから忘れていましたよ。
日本海側では落ち葉は常に湿っていて、踏んでもかさかさと鳴ってはくれませんから。

先に軒を付けた表側はそろそろ葺き上がりの工程に入りました。
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土手のようだった裏側にも軒が付きつつあります。
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軒を解体する際に、四隅に「つくりかや」が取り付けられているのを見付けました。
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関東の職人さんはあまりされないと思うのですが、前回の葺き替えも西国から来られた方がされたのでしょうか。

こちらは拙作のつくりかやを取り付けた新しい軒です。古いものとはかたちが少し異なります。
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僕の目から見ると取り外したつくりかやは、軒を付けて葺き上がって行くにあたって、どうにも使いずらそうなのですが、これを取り付けた職人さんにとっては、そのキャリアの中で磨かれたベストのかたちだったはずです。
どのように屋根を収めていたのか、ぜひお話を聞いてみたかったものです。

今年は東京でも冬型の気候配置が安定してくれず、12月なのに季節の変わり目のような天候不順な毎日が続いています。
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それに加えて、宿舎がノロウィルスの洗礼を受けてしまいました。こういうとき共同生活は脆いです。
今は回復しつつありますが、ここ何日かはなかなか前線に人数が揃えられませんでした。

皆さんも、時節柄うがい手洗い励行して下さい。