旧永島家住宅の周りはすっかり葉桜となり、今は八重桜が見事なまでに満開です。
子供の頃は何だかけばけばしく思えて八重桜はそれほど好きではありませんでしたが、最近では年のせいなのかこの味わいがわかるようになって来たような気がします。
今回の現場では人数をかけて、表裏の大間(平側)と東面の小間(妻側)の三面をほぼ同時に葺いて来ましたが、葺き上がったところで少数体制に移行したため、刈込みは順番に行います。
まず、両方のケラバを落として(決めて)から、表の大間を上から順に仕上げて行きます。
日が長くなって夕方遅くまで作業できる一方、紫外線量が増えて疲れも溜まるので、昼食後には昼寝が欠かせません。
寝ておかないと、日の暮れ近くに体が動かなくなりますので。
そのような意味では、昼寝も仕事のうち。