今朝はこの冬はじめて、藍那でもうっすらと雪化粧しました。
冬らしく冷え込んだ朝には、ぬかるんだ作業道も凍り付いて良い具合です。
ケラバを積むまでになると茅材の先は棟を越してしまうようになりますから、屋根の表と裏を同時に葺いては互いの材料が邪魔になってしまいます。
まず、表側だけを一番上まで葺き上がり、屋根の端から端まで水平になるように細かく調整します。
屋根が大きく棟も長いので、調整もなかなか大変です。
棟を越して裏側にはみ出している表に葺いた茅材の先を切り取ってから、裏側のケラバも積み上げて行きます。
当然ながらケラバの厚みも、表裏で揃えるようにしなければなりません。