土間と居間のあいだに紙を貼りました。
こうして壁のように仕立てるとイメージがわかりやすく、完成した姿を思い浮かべてにやにやしてしまったりしています。
もちろん、そうやって遊ぶために紙を貼った訳では無くて、土間でこんなことをするので煙除けです。
籾殻を蒸し焼きにして、薫炭を作っています。土壌改良材や種まきのときに一緒に蒔いたりして、農業の現場ではおなじみの素材ですが、砂木の家では床下断熱材として使ってみようと思っています。
ただ、毎日燻しているので、屋根の上で作業する人は大変ですが・・・
かつては日々の生活の中で家の中で火を焚いていて、それは屋根の葺き替えをしているときも変わらなかった訳ですから、昔の屋根屋さんの苦労が偲ばれます。
そんなことをしながら、砂木の家の屋根葺きも少しずつ進んでいます。
晴れた日には晩秋の日差しにススキの穂が輝いて、外で働くのが気持ちの良い季節ですが、日が落ちるとたちまち冷え込んできます。