北側の大間は軒まで刈って下りたので、続いて軒裏を刈り落とします。
屋根の真ん中に開いている穴は、2階ロフトの天窓です。窓枠の取り付けなど作業が残っているので、足場を残しておきます。
北側の軒はロフトの地窓の庇を兼ねています。
実験的に穿った窓ですが屋根の強度や採光、視界は考えて葺いていたつもりでした。が、仕上がってみるとやはりというか不都合も出て来たので、思い切って1尺ばかり切り上げてしまうことにします。
堆肥原料に利用されるとはいえもったいない話しではありますが・・・
奥まったところ、手間がかかりそうなところから先に仕上げて行くのは、どんな仕事にも共通する手順です。
刈込む前と比べると、軒の形もかなり変わっています。
「前髪が重くてうっとうしい?じゃあ、ちょっと切って軽くしておきましょうか」と、いう感じ。
『pen』見ましたよー。
エエかんじですね。笑
また出来上がったらお邪魔させてください!
COCA-Z さん、コメントありがとうございます。
Penの取材は、普段茅葺きに興味を持たれないような人たちの目に触れて、生態系の話し等にも触れてくれたので、嬉しいものになりました。
砂木の家のオープンハウスも、来春には今度こそ開催できると思います。現状はカヤカル’08@美山でも見学して頂く予定ですので、ご都合がよろしければぜひお越し下さい。