ようやく春の息吹が感じられるようになっていた季節に開催されたイベントについてご報告します。
神戸市では建築文化の魅力を引き出し、発信する機会として、講演会と見学会を組み合わせ地域や建物にまつわる物語を紐解いて行く、神戸建築物語を継続的に開催しています。
「神戸に生きる茅葺建築」と題され3月27日に開催された第9回において、神戸芸術工科大学大学院助手の鎌田誠史先生と共に講師役を仰せつかり、行って参りました。
茅葺きについて現場での四方山話を中心に、基本的にくだけた話しか出来ない僕と違って、かっちりとした構成で茅葺きについて講義してくれた鎌田先生は、実は学生時代の同期だったかまやんです。
同じ大学で同じ時期に同じ先生の指導を受けても、ずいぶん違う種類の人間になるものですね w
僕たちが学生の頃には、1,200棟とも言われていた神戸の茅葺き民家ですが、今では750棟を割り込みました。
半分近くに減ったと見るか、まだ良く残っていると見るか・・・
参加者の皆さんからは、見学会を通して活発にご質問を頂くことができました。
人と自然の織り成す里山のシンボルとして、茅葺き民家のある風景が広く神戸市民の財産として愛されるように、これからも自分に出来ることを考えて行きたいと、あらためて思う機会になりました。
こんにちは!お無沙汰しております
お怪我されたことを知り驚きました!
昨年9月から車イスということはもう一年車イス生活をされているのですか?不自由でいらっしゃいますね
順調にご快復されていますか?
私は若いころ股関節脱臼で3カ月入院したときに初めて車いす生活を体験したのですが、病室からエントランスまでの長い廊下を、車いすのタイヤを手でまわしてこぎつづけるのが結構しんどかったことを想い出しました〜
昨日神戸の友だちの展覧会を観にに神戸に行きました!
そのまた友だちのジャズの店とロックの店に寄り、神戸の粋な音の世界を楽しんでまいりましたが、茅ぶきの家が残るこんな素朴な風景もまだまだ神戸に残っているのですね
一度訪れてみたいと思いました
とまとん さん、お久しぶりです。コメントありがとうございます。
入院中に「介護用」の車椅子に乗っていた頃は、僕も真っ直ぐ進むのにも苦労させられました。今は「自走用」の車椅子なので、「乗り物」として乗りこなすことができるようになってきました。
街には街の、田舎には田舎の良さがありますが、それらが隣接しているところに神戸の隠れた魅力があると思っています。
それを多くの人にも感じてもらえるように、茅葺きを窓口に活動して行きたいと思います。
そうそう、11月には茅葺きでのライブの企画も進んでいます。詳細が決まればまたお知らせいたしますので、よろしくお願いいたします。